環境経済合一説
渋沢栄一は日本の近代化にあたり、それまでの商業道徳を憂い、「道徳経済合一説」を掲げ、明治政府の職を辞し経済界に入り、約500の企業と600の団体の設立にかかわりました。もし、渋沢翁が現代にいらしたら、きっと「環境経済合一説」を掲げて、新たな企業、団体の育成に奔走するのではと考え、弊社では2022年より「環境経済合一説」を掲げ、環境と経済が両立する事業の設立、支援を実施しています。
残りあと8年
この15年の間に多くの社会的、経済的な出来事、変化がありました。特に近年の長引く新型コロナウイルスの感染拡大の経験を通じて私たちの社会、経済に対する意識も変化してきています。国連による2030年を達成年とした持続可能な開発目標(SDGs)が設定され、残り8年間となりました。これらの目標に向かって世界が少しずつ動き始めてきましたが、達成に向けた大きな動きには見えません。これは私たちが現在置かれている状況をしっかりと把握していないことが原因の1つだと思います。できるだけ多くの人と現状を共有し、対応するための考え方を理解いただければ、実践の段階にすみやかに移行できると信じています。
これまで得られた洞察の応用(アプライドインサイツ®)
現在の状況を観ると、より便利な世の中になりましたが同時により多くの課題が産み、その影響も巨大なものとなりました。どうすれば、これらの課題を解決した上で、よりよい社会、環境を築けるか。方向性は見えてきました。
当社では、アプライドインサイツ®(洞察の応用)をキャッチフレーズにこれまでの経験・学びから得られた洞察を包括的に応用し「より環境をよくする経済活動」を探求します。その実践をプロジェクトサイトを活用し行っています。
小さく早く、ゆっくり大きく
得られた洞察はあっても、その実行は簡単ではありません。まだまだ未熟は組織ではありますが、賛同いただける皆様と一緒に今後すべきことはできるだけ早く手掛け、ゆっくり慎重に取り組み、大きな変革に繋げていく所存です。皆様のご支援を賜りたくお願い申し上げます。